初心者の学習記録|Pythonのリストを理解するまで

育児と学び

こんにちは、Hiraです🌷

子育ての合間に勉強を続けていると、「基本の用語でつまずく」ことがよくあります。
Pythonを勉強していたとき、私が最初に引っかかったのが リスト の考え方でした。

この記事では、自分の勉強ノートも兼ねて「リスト」について整理した内容をまとめています。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。

この記事は、

  • Pythonのリスト型(list)がいまいち理解できない初心者の方
  • appendやremoveなど、よく使うメソッドの違いがあやふやな方
  • 子育てや仕事の合間に、少しずつPythonを学びたいママ・学習者の方

に向けて、リストの基本を丁寧にまとめました。

この記事で触れるのはこちらです👇

  • リストって何?「コレクション」「シーケンス」ってどういう意味?
  • 基本の使い方(インデックス・len()・for文など)
  • よく使うメソッド:append()/list() など
  • 私がつまずいたこと
    • del と remove の違い
    • メソッドをprintしても結果が出ないのはなぜ?
    • イテレータってなに?

「自分も初心者だけどPythonを学びたい!」という方のお役に立てれば嬉しいです😊

そもそもリストって何?

リストって何かの一覧ってこと…?

うん、それで合ってるよ!Pythonでは「コレクション(collection)」って呼ばれる型のひとつなんだ!

Pythonでは、複数の値をまとめて扱えるデータのことを「コレクション」と呼びます。 その中でも、最も基本でよく使うのが リスト(list) です。

たとえば、こんな感じです:

fruits = ["apple", "banana", "orange"]
print(fruits)

このように、[](角かっこ)で値を囲んで、複数の値を1つにまとめることができます。

📚 用語の整理をするとこんな感じです。

用語意味
コレクション複数の値をまとめるデータ型
(list, tuple, dict など)
コンテナデータを「入れておける」構造(listもその一種)
要素(element)リストの中身ひとつひとつの値
シーケンス各要素の並びに順序が存在するしくみ
(リストもシーケンスの1つ)
インデックス各要素の位置番号(0からスタート)

listは「順番のある入れもの」って思えばいいよ!

リストの基本操作:インデックス・len()・for文

numbers = [10, 20, 30]

# インデックスで取り出す
print(numbers[1]) # 20

# 要素数を数える
print(len(numbers)) # 3

# for文で繰り返し処理
for num in numbers:
    print(num)
  • numbers[1]は、1番目の要素を取得
  • len()は、要素の数
  • for文で、要素を順番に表示

「0から始まる」って、最初混乱しました…!(最初が0番目!)

わかる〜!でも慣れると便利なんだよね!

よく使うリストのメソッドたち

よく使うリストのメソッドはいくつかあります:

  • .append():末尾に追加
  • .insert(位置, 値):指定位置に追加
  • .remove(値):指定した値を削除
  • .pop():末尾を削除
  • list(文字列やrange):リストに変換

これらの基本メソッドを覚えておくだけでも、リスト操作の幅がぐんと広がりますよ🌼

【つまずき①】appendしても出力されない!?→ 出力先が違うだけだった!

ここからは私がリストを勉強した時につまずいたことを紹介します。

appendしたのに print したら「None」って出たんだけど!?

fruits = ["apple"]
result = fruits.append("banana")
print(result)         # None
print(fruits)         # ['apple', 'banana']

append()は、リストに値を追加して、特に何も返さない「None」を返すメソッドなので注意!

✅ つまずき①のまとめ:

  • append()はリストを更新するだけ
  • list.append()をprintする → Noneになる!
  • 結果を見たいときはリストそのものをprintする!

【つまずき②】removeとdelの違いがわからない!

要素を消す方法が2種類あるのは?

colors = ["red", "blue", "green"]
colors.remove("blue")  # 値を指定
print(colors)

colors = ["red", "blue", "green"]
del colors[1]  # 位置番号を指定
print(colors)

違いをざっくりまとめると以下の通りです!

方法使い方指定方法エラーの可能性
remove(値)list.remove("apple")値を指定値が存在しないと
エラー
deldel list[1]インデックスを指定存在しない番号で
エラー

「値で要素を削除」なら remove,「番号で指定」なら del と覚えるとよいです!

【つまずき③】イテレータとはなんだろう?

for文では使ってたけど…イテレータって何?

💡 やさしい言い換えをすると
イテレータは「1つずつ順番に値を取り出せる仕組み」のこと。

colors = ["red", "blue"]
it = iter(colors)
print(next(it))  # red
print(next(it))  # blue
  • iter()でリストをイテレータに変換
  • next()で順番に値を取得
  • for 文の裏でもこれが動いている

たとえば、for文は「自動的にnext()を呼んでくれる」ようなものなんですね!

まとめ

リストはPythonの基本ですが、最初は「[]で囲むだけ?」と思っていたのが、実際に使うと奥が深いと感じました。
つまずきも多かったけれど、少しずつ理解できて「できた!」という感覚は学びの大きな励みになります。
育児中で勉強時間は限られていますが、こうして小さな理解を積み重ねていくことで、確実に成長できると実感しました。用語がたくさんあって最初は混乱することもありますが、アウトプットしてみると理解が深まるので、インプットした知識は何らかの形で外部に表現してみることをおすすめします◎

ここまで読んでくださりありがとうございました😊

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