こんにちは、Hiraです🌷
Pythonの学習を始めて「え?この言葉なに?」と感じたこと、ありませんか?
私も最初は、コードを書くより、用語の意味を調べる時間のほうが長かった気がします💦
この記事では、初心者が最初につまずきやすいけれど、知っておくと安心な用語50個をやさしく解説します!
なぜこの50語を選んだの?
この「Python用語50選」は、Pythonを学び始めたばかりの初心者が最初につまずきやすい言葉を中心に、わたし自身の経験をもとに厳選しています。
特に意識したポイントはこちら👇
観点 | 内容 |
---|---|
初心者が最初に出会う | 入門書やProgateなどで最初に登場する構文・関数など |
つまずきやすい&意味があいまいになりやすい | 例:「self」「break」「タプル」「SyntaxError」など |
何度も出てくる基本用語 | よく使うのに最初で引っかかりやすいもの |
検索されやすいキーワードを意識 | 例:「Python if文とは」「zip関数とは」など |
あえて難語は除外 | NumPyやpandasなど中上級向けのライブラリは対象外にしています |
Pythonの勉強で「意味がわからなくて止まってしまう…」という場面を減らしたくて書きました。
早速解説に移ります✨
基本構文・制御構文
- 変数(へんすう):データを入れる“箱”。例:
x = 10
- データ型:数字、文字列、真偽値など、データの種類。
- if / else:「もし〜なら」「それ以外なら」の分岐処理。
- for文:リストなどを使って繰り返す処理。
- while文:条件が満たされている限り繰り返す。
- break:ループを途中で止める。
- continue:その回だけスキップして次に進む。
- try / except:エラーが出そうな部分を囲って、安全に処理。
- 関数(function):処理をまとめておける命令のかたまり。
- return:関数の中で計算した結果などを返す。
データ構造・操作
- リスト(list):複数のデータを並べて管理。例:
[1, 2, 3]
- 辞書(dict):「キー:値」でペアにして保存。例:
{"name": "Hira"}
- タプル(tuple):リストに似てるけど、あとから変更できない。
- セット(set):重複なしで、順序のないデータの集まり。
- インデックス:リストなどで要素の“位置番号”(0から始まる)。
- スライス:リストの一部を切り出す書き方。例:
mylist[1:3]
- 要素(ようそ):リストや辞書に入っている1つ1つのデータ。
- zip():複数のリストをペアにまとめる関数。
- enumerate():for文で、番号と中身を同時に取り出せる。
入出力・文字列操作
- print():画面に表示させる命令。
- input():キーボード入力を受け取る命令。
- 文字列(str):文字のデータ。例:
"Hello"
など。 - f文字列(f-string):文字列に変数を埋め込む方法。例:
f"こんにちは、{name}さん"
- len():リストや文字列の長さを調べる関数。
- range():繰り返し処理などで使う“数字の並び”を作る関数。
実行・構文まわり
- スクリプト:Pythonで書いたプログラムファイル(
.py
)。 - インデント:コードの頭のスペース。構造を決めるのに重要!
- コメント:メモ。
#
を頭につければ実行されない。 - エラー(例外):処理がうまくいかないときのメッセージ。
- SyntaxError:「構文ミス」の代表的なエラー。
Pythonでよく出るエラーについてはこちらの記事に記載しています! 👉 こちら
ライブラリ・モジュール
- import:ライブラリやモジュールを使うときの命令。
- モジュール(module):便利な機能をまとめたファイル。
- ライブラリ(library):モジュールの集まり。外部から追加もできる。
関数的な処理
- lambda:その場で関数を定義できる書き方(ちょっと中級)。
- map():リスト全体に関数をかける。
- filter():条件に合ったデータだけを取り出す。
開発環境・周辺ツール
- IDE(アイディーイー):コードを書く専用のツール。VSCodeやPyCharmなど。
- 仮想環境(venv):プロジェクトごとにライブラリを分けるしくみ。
- pip:ライブラリをインストールするためのコマンド。
クラス・オブジェクト指向(超ざっくり)
- クラス(class):データと処理をまとめた“設計図”。
- インスタンス:クラスから作られた“実物”。
- メソッド:クラスの中で使える関数。
- self:クラスの中で「自分自身のこと」を指すキーワード。
API・ネットワーク関連
- requests:PythonでAPIにアクセスできる便利なライブラリ。
- HTTP:Webの通信ルール。APIとも関係が深い。
- API:他のサービスやアプリとやりとりするための“窓口”。
- JSON(ジェイソン):APIで使われるデータの形。文字で書かれた辞書っぽいデータ。
APIとは?JSONとは?と思った方はこちらの記事もご確認ください!👉こちら
よく出るけど不安になる用語たち
- None:「なにもないよ」を表す特別な値。
- True / False:条件式の結果として出る「真 / 偽」。
- 例外処理:エラーが出たときでもプログラムを止めずに進める工夫。
まとめ
Python学習はコードだけでなく、「言葉を覚えること」も大きなステップです。
最初は「???」だった単語も、いつかは「使い慣れた相棒」になります。
わからない言葉があったらこの記事に戻ってきて、少しずつ“知ってる言葉”を増やしていきましょう🌼